アルベロベッロ ALBEROBELLO

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南イタリア

ミラノから南行きの汽車に乗ると、(あのコンパートメントで廊下に立って窓の景色を楽しみながら) 時間が立つごとに変わっていく景色を見ているだけで楽しくなる。ボローニャを過ぎればやわらかい平坦な山脈が広がりフィレンツエのあるトスカーナ地方に入り、ローマを過ぎナポリを過ぎれば街並みや建物までにも大きな違いがはっきりしてくる。ああ 「 オ~ソーレミオ!!」 私の太陽 まさにイタリア。南イタリアでは窓を小さくし、白い壁の楽しいかわいらしい街並みが見られる。これは南スペインでも多く見られたが、我々の目には楽しいおとぎの国のような感じさえする。実際、南イタリアもスペインも夏のバカンス時期に訪れたのであるが、強い太陽の下で細い道を迷い道に迷ったように歩き回ったことを思い出す。夕方からは昼の暑さがうそのように、セーターを背に引っ掛ける姿さえ見られる。

アルベロベッロ ALBEROBELLO  ここは世界遺産に登録されています 

そのなかでも一番強く印象に残っている南イタリアのプーリア地方のアルベロベッロという村。
名前も面白い。あまりのすばらしさに、この家に3泊もしてしまった。貸家のような感じで
泊めてもらった。もちろん有料でしたが。ものすごい厚い壁で昼間でさえ中は涼しげで小さな窓が各室にあり、一つの部屋が一つのドームで、家族が増えればドーム型の部屋をたしていくようにして、この村では他のタイプの家は建てられないようである。教会もこのタイプの大きなものが丘の上に建っていた。 
マルチーナ、フランカやオスツューニなどもプーリア地方にあり独特のイメージを持った村として現在も生き続けている。北イタリアの茶色の街に比べまた別な風土が生んだ楽しさがある。
ローマ、ギリシャ時代のものが多く見られる南イタリア、中世以降の建物が多い北イタリア、
それぞれが現在も庶民の生活に生かされ、過去、現在、未来と継続している。個人の豊かさでは日本より勝っている北イタリア、のどかですばらしい環境に育った南イタリア、おのずと大きな違いが現れるが,私にとってはどちらも「我、愛すべきイタリア」に他ならない。
アア残念なことにイタリア料理は専門外ですが、これも彼らのライフスタイルを知る上で重要なものである。保守的で家族主義の彼らの日曜日の昼食は、彼らそのもので、かつての映画「ゴットファーザー」に見られるように、家族友達が集まり、庭で大きなテーブルを囲み大昼食会。また各地方による自慢料理とワインの種類など食通でない方でも、イタリア料理のすばらしさがお解かりになるでしょう。衣、食、住とトータルなバランスがうまく取れた生活文化。そのような国の文化は、経済より一歩先を歩んでいるのが美しく見える。しかし、経済だけが先行優先しているどこかの国は果たして外国から美しいと見えるだろうか。これだけ働いても昨今のこのありよう!!
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